弊社ではSalesforce/Pardotをご利用されているお客様のサポートといたしまして、有資格者がオンラインサポートをさせていただく「Salesforce/Pardotサポート」サービスの他、Salesforce/Pardotの操作方法をコンパクトにまとめた活用動画をご用意しております。

今回はPardotに関するお役立ち情報をお伝えいたします。

年に3回行われるSalesforce/Pardotのアップデートですが、先日”Summer’21″のアップデートとして、以下のマーケターエクスペリエンスが発表されました。

【マーケターエクスペリエンス】

https://help.salesforce.com/articleView?id=release-notes.rn_pardot_marketing_parent.htm&type=5&release=232

今回は上記マーケターエクスペリエンスの中から、『メールマーケティング設定の明確化とより詳細な制御』についてお伝えいたします。

【メールマーケティング設定の明確化とより詳細な制御】

https://help.salesforce.com/articleView?id=release-notes.rn_pardot_mailability.htm&type=5&release=232

最近になって、皆さんのPardotホーム画面にこんな表示が現れてはいませんか?

こちらの表示こそが、今回のアップデートに関する表示となります!

「開始」ボタンを押してアップグレードすることで、何が変化するのかと言いますと、

以下の画像の様に、プロスペクトの画面にメール送信可能性セクションが含まれ、『各プロスペクトの画面でこのプロスペクトに対し、マーケティングメールの送信ができるのか否か』が分かりやすく表示されるようになります。

出典:Salesforce社リリースノート https://help.salesforce.com/articleView?id=release-notes.rn_pardot_mailability.htm&type=5&release=232

今までは各プロスペクトにメールが配信可能か否かを確認するためには、プロスペクト画面の一番下までスクロールする必要がありましたが、アップグレード後はお客様情報のすぐ下にセクションが設置されますので、「送信可否」状況やオプトアウト・Do Not Email状況がパッと確認できるようになります!

また、アップグレードによりDo Not Email とオプトアウトがそれぞれ独立した動きをするようになります。今までは一方にチェックが入れば、もう一方にもチェックが入る仕組みでしたが、今回のアップグレードによって、お客様が意思を持ってオプトアウトしたのか、何らかの理由で配信をしない対象としたのか(Do Not Email)が明確に分かるようになります。

但し、アップグレードしたからといって、現在の各プロスペクトの値に変化は起こりませんのでご安心ください!

アップグレード後、勝手にDo not Emailにチェックが入ったり、取れてしまったり…といったことはなく、現在の値の状況は引き継がれてアップグレードが行われると以下ヘルプ記事でもアナウンスがされています。

【Eメールマーケティング設定のアップグレードに関する考慮事項】

https://help.salesforce.com/articleView?id=sf.pardot_mailability_guidelines.htm&type=5

その他にも、アップグレード自体が「プロスペクトオプトアウトの上書き」設定と同様の動作となるため、アップグレード後には「プロスペクトオプトアウトの上書き」設定自体が削除される等、上記のヘルプ記事内には大切な事が沢山記載されておりますので、アップグレード前には必ずチェックをしてください。

最後に、文頭でもご案内しましたが、弊社ではPardot、Sales Cloud、Service Cloudをご利用いただいているお客様向けに 「Salesforce/Pardotサポート」サービスのご用意もしておりますので、ご興味のある方は是非お問合せ下さい。